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更新日: 2021年3月4日

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パラサイクリング情報発信!川本選手と藤井選手に聞きました

2月下旬、伊豆で合宿をしていた川本選手と藤井選手にインタビューをさせてもらいました。

川本翔大(かわもとしょうた)選手:二輪(C2クラス)選手。2020年パラサイクリング・トラック世界選手権、2019年パラサイクリング・ロード世界選手権出場。リオパラリンピック出場。

藤井美穂(ふじいみほ)選手:二輪(C2クラス)選手。2020年パラサイクリング・トラック世界選手権出場。

 

この日は午前中、伊豆の海沿いを70kmほど練習をしてきたそうです!それでも疲れも見せず、笑顔で対応してくれました。

川本選手と藤井選手インタビュー

練習や二輪について

(静岡県)今日はどのような練習でしたか?

(川本選手・藤井選手)今日の練習は70km位走ってきました。土肥の方まで走ってきたので、アップダウンが結構ありました。

 

(静岡県)二輪で走るときにバランスをとるのが難しいのでは?と素人では思ってしまうのですが、実際走るときはどのような感じですか?

(川本選手)私は、生まれてすぐに足を切断したので、バランスということは考えたことがないです。
片足なので、しんどいということもありません。ただ、自転車の上りは走っていてきつく感じますが、平坦はつらさをあまり感じません。

(藤井選手)一本の足で立つのが当たり前だと思っています。
自転車に乗る感覚も、皆さんがママチャリに乗るのと同じ感覚だと思ってください。競技用自転車はハンドルに違和感があった程度ですね。私は、片方の足の方にカップをつけて、お尻で踏み込んで速度を上げて走っています。そこで力の入れ具合を調整しています。

伊豆ベロドロームについて

(静岡県)伊豆ベロドロームでも走っているかと思いますが、すごくせり立った壁のように見えます。怖くないですか?私たちは走らせてもらった時、怖くて壁を走れず、下の平坦な場所で走ってしまいました。

(川本選手)ベロドロームのコースは、すごい壁のように見えますが、実際に走ってみると壁のようには感じないです。恐怖感もないです。ただ、コースから出て、コースを下や上から見ると怖いな、と思ってしまいます(笑)

(藤井選手)ベロドロームの壁は、気合で通りぬけるようにしています。止まらないように意識して走っていますよ。

富士スピードウェイやロードについて

(静岡県)富士スピードウェイがパラリンピックの会場です。昨年、全日本選手権でお二人とも走られていますよね。走ってみてどうでしたか?また、ロードレースでの走りについて教えてください。

(川本選手)サーキットの路面は走りやすいですね。ああいうところを走れるのは楽しいです。私のいるC2クラスは切断と麻痺の両足選手がいます。上りが少しきついかな、と思います。
ロードレースの時は、持続力を意識して、スプリントで上りの出遅れを取り戻そうと思っています。ロードレースを走るときは、長い距離なので、右足を残った足でサポートして走る感じです。楽していますよ。

(藤井選手)坂やカーブがあって、コースアウトしそうになったり、ブレーキが難しいと思います。のぼりも辛いです。
私の場合は、片足がないので、ほかの人より片足分の体重が軽いんですよ。

 

(静岡県)日本の選手は上りが得意と先ほどコーチに聞いたのですが。

(藤井選手)得意なのは、佳子選手(杉浦佳子選手)くらいですよ(笑)

トラックレースについて

(静岡県)トラックレースについて教えてください。

(川本選手・藤井選手)トラックレースは、ロードレースとは距離やバイクの有無などで異なります。トラックレースでは、ロードレースで使用する自転車と違って、ブレーキや変速機がついていない自転車を使います。トラックレースの競技種目は、500m、1kmのタイムトライアル、3km、4kmの個人パーシュート、チームスプリントの3種目があります。

タイムトライアルは一人ずつ走りタイムを競います。個人パーシュートはトラックの対面で同時に二人がスタートし、相手を追い抜くか、先にゴールしたほうが勝ちとなります。特に、個人パーシュートは相手選手に迫った時に観客の人もすごく盛り上がりますよ!、また、ほぼ同時にゴールしてピストルが同時にババンと鳴った時は、勝ち負けがすぐにわからずドキドキします!

走っている時、後ろから相手が迫ってくる感がすごくありますよ。決勝はコンマ数秒の世界での戦いなんです!

川本選手と藤井選手

川本翔大選手(左)と藤井美穂選手(右)

素人インタビューアーの私たちにも、笑顔で分かりやすく説明してくれました。続編もまたお届けしたいと思っているところです。

お二人の活躍を期待しています!

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